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レールトーン from 平野先生.jp
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USB変換ケーブルを
買う前にみてほしいページ

レールトーンは、発車メロディースイッチとパソコンを「USBシリアル変換器」というアダプタでつなぎます(パソコン側からは「COMポート」として見えます)。この変換器には中に入っている「チップ」がメーカーによっていくつか種類があり、選ぶものによって安定して使えるかどうかが変わってきます。ここでは、初めて用意する方向けに、迷わず選べるようポイントをまとめました。

スイッチ本体をまだお持ちでない方は、先にスイッチの作り方もご覧ください。

結論から: 迷ったらこの2つ

細かい話が苦手な方は、ここだけ読めば大丈夫です。

🟢 おすすめ CHIP / PROLIFIC PL2303

Prolific PL2303系

台湾Prolific社製のチップです。現行品は「PL2303GC」など。価格と安定性のバランスがよく、初めての方に一番おすすめです。「迷ったらこれ」で選んで大丈夫です。

🟢 おすすめ CHIP / FTDI FT232

FTDI FT232系

イギリスFTDI社製のチップです。「FT232R」「FT232RN」など。PL2303系より少し値段は高めですが、安定性を重視したい方・長く使いたい方に向いています。

安いけれど注意が必要な「CH340系」

お店で「USBシリアル変換器」を探すと、実は一番よく見かけるのがこのチップです。値段の安さが魅力ですが、いくつか知っておいてほしいことがあります。

🟡 上級者向け CHIP / WCH CH340・CH341

WCH CH340 / CH341系

中国WCH社製のチップです。とにかく安価で、入手性も抜群。世の中に出回っているUSBシリアル変換器の多くがこのチップを使っています。

「HL-340」という商品名にご注意ください。これはチップの正式名称ではなく、CH340を搭載した変換モジュールの商品名・型番として使われているものです。商品名だけで判断せず、実際にどのチップが載っているかを確認しましょう。

CH340を選ぶ前に知っておいてほしいこと

CH340は安価で入手しやすい一方、ドライバーに起因するトラブルが発生することがあります。

実際にレールトーンの開発中にもCH340のドライバー問題に遭遇し、開発陣が対応に苦慮しました。過去に配布されていたv3.9では正常に動作しない環境が確認されていましたが、現在の最新版(v4.0)ではこの問題は修正されています。これからCH340を使う方は、まず最新版のドライバーを入れていただければ問題ありません。

そのため、初めての方には他のチップ(PL2303系・FTDI系)を優先しておすすめします。安さを優先する場合はCH340も選択肢になりますが、ドライバー関連のトラブルが起きた際に、ご自身である程度対応いただく前提でお使いください。

CH340公式ドライバー(最新版 v4.0)

WCH社の公式サイトからダウンロードできます。まずはこちらの最新版をお試しください。

公式サイトを開く →

うまくいかない場合: v3.5 + 自動セットアップツール

最新版(v4.0)を入れても症状が改善しない場合にお試しください。ワンクリックで旧バージョン(v3.5)を導入します。

install_ch340_v3.5.bat (Windows用)
ダウンロード

「うまくいかない場合」ツールの使い方

パソコンの操作に慣れていない方でも迷わないよう、順番に説明します。むずかしい設定は一切ありません。ボタンを押して待つだけです。

  1. 上の「ダウンロード」ボタンを押す 「install_ch340_v3.5.bat」というファイルが保存されます。デスクトップやダウンロードフォルダなど、わかりやすい場所に置いてください。
  2. ファイルを右クリックして「管理者として実行」を選ぶ ダブルクリックではなく、右クリックです。メニューの中に「管理者として実行」という項目があるので、それを選んでください。
  3. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら「はい」 Windowsの標準的な確認画面です。ドライバーをインストールするために必要な許可なので、「はい」を選んでください。
  4. 黒い画面(コマンドプロンプト)が開き、自動で進んでいく 正規のv3.5ドライバーを取得し、内容が正しいことを確認したうえでインストールします。あわせて、Windows Updateが勝手にドライバーを新しいバージョンへ書き換えてしまわないよう設定します。何かキーを押す必要がある場面以外は、そのまま待っていて大丈夫です。
  5. 「完了しました」と表示されたら、何かキーを押して画面を閉じる あわせて、変換器に割り当てられたCOMポート番号(例:「COM3」など)が表示されます。レールトーンでスイッチを設定するときに使う番号なので、メモしておくと安心です。

Macをお使いの方へ

Macの場合、チップの種類にかかわらずほぼ確実にドライバーのインストールが必要です(Windowsと違い、標準で認識されないことが多いためです)。

お使いの変換器の「チップ名 + ドライバー」(例:「CH340 ドライバー Mac」)で検索し、対応するドライバーを探してインストールしてください。

Mac向けの自動セットアップツールは現在ありません。開発者の手元にMac環境がなく、これから知人の協力を得て動作確認を行う予定です。詳しい手順は確認でき次第、このページに追記します。

CH340以外のチップをお使いの方へ

PL2303系・FTDI系など、CH340以外のチップは、Windowsであれば基本的にドライバーを別途インストールしなくてもそのまま使えます。

それでも万が一つながらない場合は、変換器に書かれているチップ名 + ドライバー(例:「PL2303 ドライバー」)で検索し、公式のドライバーをインストールしてみてください。

レールトーンとしてのおすすめ度

🟢 おすすめ

PL2303系

価格と安定性のバランス重視。初心者向け。

🟢 おすすめ

FT232系

安定性重視。初心者にもおすすめ。

🟡 上級者向け

CH340 / CH341系

安価・入手性抜群。ただしドライバー問題などに注意が必要で、初心者には非推奨です。

// 今回は掲載対象外のチップ CH9102系・CH343系・CP2102 / CP2102N / CP2104系は、内蔵ケーブル型の変換器として実際に選ぶ機会が少ないため、このページでは扱っていません。

まとめ

「安いから」という理由だけでCH340を選ぶのはおすすめしません。初めての方はPL2303系またはFTDI(FT232系)を選んでいただくのが安心です。CH340は決して「悪いチップ」ではありませんが、安価な分、トラブルが起きたときにご自身で対応いただく場面が出てきます。パソコンやドライバーのトラブルシューティングに慣れている方であれば、CH340も選択肢に入ります。